文章を書くこと

ここ数日、梅田望夫さんのエントリーでは、文学作品の表現にまつわる話が取り上げられている(http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070816/p3http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070818/p1)。トゥーサン、野崎歓岡本かの子、どれも、作家や翻訳者における表現とのたたかいを梅田さんの視点から読み取られており、更には過去の作品を現代の視線で読み返していらしたりして、とても刺激的なエントリーばかりだ。
偶然のことなのだが、昨日、記者をしている大学時代の先輩が、文章を書くことに関する興味深い経験を、ミクシィで綴られていた。
先輩によると、掲載日の前日の夕方に出稿すると、「バカか」と電話で怒鳴られ、書き直し、夜9時過ぎに再出稿すると、「死ね」と言われ、夜11時過ぎに再々出稿すると、また「死ね」、夜2時過ぎに再再再出稿すると、翌朝、「殺すぞ」というFAXが流れてき、午後2時にもう一度出し直してようやく原稿が通っていたそうだ。当時のデスクは鬼で有名だったそうだが、こういった経験をしている先輩の、言葉に対する感性は、本当に、尊敬すべきものがあると常々感じる。
折しも私がダイアリーキーワード紹介文を書き始めた直後である。
お二人とも、なんと素晴らしいタイミングでこれらの記事を書いて下さったのでしょうか。ありがとうございます。
私はまだまだひよっこですが、何とか良い文章を書けるよう、頑張ります!