そのお店は
ラ・ベファーナです。
二十歳の誕生日にランチを食べに行ったお店。
懐かしいですね。
友達の影響
友達の影響で、これまで以上に料理に精を出しています。これはその一例(プッタネスカ)。友達の家に遊びにいって作ったもの。サラダとオレンジは友達が用意してくれました。わたしの担当はプッタネスカだけ。
一歳九ヶ月の女の子が、それは明らかに口に入らないでしょうという量をフォークで取って、無理矢理口に押し込んでバクバク食べようと果敢に挑戦してくれたプッタネスカ。前掛けはこぼれおちたプッタネスカでいっぱいでした。
本当は家で作ったときの方がうまくできたので、台所を貸してくれた友達に申し訳なかったのだけれど、見た目だけは何とか美味しそうな雰囲気が出せたように思います。
昨日は菜の花の白ワインソーススパゲッティを作り、成功。美味でした。
ブルーサタデーシンドローム
毎週土曜日が訪れると、家中にピリピリした空気が満ちあふれ、何かに対する不満が部屋に蔓延して、自分とすべての他人と人生に対する嫌悪感にさいなまされ、何も出来なくなるという人がいます。
その症状は金曜の晩にはすでに片鱗を露わにし、周囲に人間に青色土曜日症候群発症の前触れを感じさせるといいます。
土曜の朝、目覚めたときには、自分が青色土曜日症候群を発症したとはにわかに信じがたく、我こそは太陽の子たりと、気持ちだけは元気はつらつ、ようやくめぐってきた週末を思う存分満喫しようと、張り切って外出の支度をするのですが、何をするに付けてもイライラした気分で、自分/相手に対する不満を覚え、何かと辛口の批判をし、相手だけでなく自らをも不快な気分にしてしまう、やがてその不快感は絶頂に達し、突然怒りだしたりどうにもならない感情に翻弄され涙をこぼしたり、そんな悲しい土曜日を過ごさねばならぬ自らを嘆き哀しみ憐れんで、ついでにこれまでの人生を否定しつくす。
青色というより真っ暗な土曜日。
わたしは、土曜日がやってくるたびに、(ほとんど)必ずこんな時間を過ごします。
一週間の疲れが出るんでしょうね。仕方ありません。
けれど、疲れていて機嫌が悪くて怒り狂ってどうしようもない土曜日だって、それを笑い飛ばして、いっそネタにしまいたい。そうすれば、土曜日がやって来ることを「もうすぐ土曜日、今週もこわいね(笑)」と怖れずにすむ(かもしれない)し、土曜日が過ぎれば「今週もたいへんだった、嗚呼、土曜日恐るべし(笑)」と一笑に付すことが(?)できるかもしれない。
だから名前を付けてみたんです。
ブルーサタデーシンドローム。青色土曜日症候群。
と。
今日は水曜。平日の真ん中。今週もきっとやってくる土曜日、おおこわいこわい。
ピノコカット
それはこの前の日曜日のこと。
勇気をふりしぼって美容院へ行った(余りに長く美容院へ行かないと、行くのに勇気が必要になる・・・のはわたしだけでしょうか)。
その美容院を訪れるのは実に、9ヶ月ぶり。お正月に実家近くの美容院へ行ったので、その間ずっと髪を整えなかったという訳ではないけれど、9ヶ月も間を開けると行きづらくて仕方ない。
9ヶ月前に担当してくれた女性の美容師さんと話し合いながら、ヘアカタログを見て、マッシュルームっぽいボブに決定。ちょっとしたイメージチェンジをねらって。
カットが終わって思いました。
これはピノコカットだって。
リボンや丸い髪飾りを付ければもっと完璧。
余りに気に入ったので、それまではうっちゃっておいた化粧が復活。
齢二十八にしてようやく憧れのブラック・ジャック先生に近づける外貌を得ました。
でもピノコだったらお化粧しないし、しても口紅はみ出さなきゃピノコらしくないだろうな。